White Rainbow

ある日、霧の中で幻のクマと1匹の野良猫が出会った。

幸せの青い鳥の夢


人々からの愛を、生まれながらに知っている青い鳥。


今日も、空を自由に飛び回っていました。
自分の姿を見れば、人々は笑顔になるのだからと。

しかし、ある時ふと考えました。

なぜ、自分の姿を見ると、皆笑顔になるのだろう?

青い鳥は、転生を繰り返すためか、その生涯で、生命のすべてを知り、やがてすべてを忘れてしまいます。
そうして、再び生まれた時に、またゼロから学んでいきます。

この青い鳥もまた、自分自身の存在に思い悩み、幸せについて考え始める時期がやってきました。


答えのない問いに、青い鳥は疲れ果て、ふと目にとまった大きな木にとまって、そこでしばらく休むことにしました。

うつらうつらしていると、青い鳥は不思議な声に導かれて、夢を見ていました。

そこでは、剣や魔法で戦う者がぶつかり合って、お互いを傷つけていました。
そして、何もできない人間は、泣いていました。


すると、声の主が現れて、こう問いかけました。
「この世界を救う力はあるか?」

青い鳥は、頷きました。

辺りは虹色に光を放ち、やがてそれは青い鳥を包み込み、夢の世界へと吸い込まれていきました。

代償に、青い鳥はその姿も色さえも、忘れていきました。



「GOOD LUCK!」


声の主は、最後に一言残して、その姿が見えなくなっていきました。




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