White Rainbow

ある日、霧の中で幻のクマと1匹の野良猫が出会った。

『幸せと糞の物語』光の名前


空にたくさんの星たちが輝く時、魔法使いさんと弟子は森を歩いていました。


夜の森は、星の輝きを木々が時折七色に光って、届けます。
その光のおかげで、夜になっても歩いて行けます。


魔法使いさんは言いました。

「光のない暗闇は、本当の闇を生む。しかし、どんな闇でも照らせる光が、魔法にはある。」


魔法使いさんの瞳は優しく、弟子に語りかけました。

「どんな魔法?」

弟子は、すぐには思い浮かばなかったので、素直に聞く心を持っています。


魔法使いさんは、微笑みを見せて言いました。

「それを知っているのは、この森で生きるたくさんの命かな。日々に感謝を忘れなければ、きっと君の心が答えを出すだろう。」


弟子は、モヤモヤした気持ちで、少し不機嫌な顔になってしまいました。

魔法使いさんは、笑いながら草木を指さして、星の名をつけ始めました。


光は、その大きさや輝きが様々で、目立つものがあれば、ぼんやりと小さく光るものもあります。

弟子は、大きく、目立つ光をみつけては、名を聞きました。
しかし、魔法使いさんはその度に、小さくぼんやり光る草木に目を向けて、なかなか名前を教えてくれません。

そんなことを繰り返す内に、やがて弟子が小さな小さな光を見つけました。

魔法使いさんは、小さいながらも光を決して失わないように、その輝きを届ける姿に、とても喜んで、名前を教えてくれました。


弟子は、真珠星と呼ばれるその光を、とても気に入りました。


魔法使いさんは、弟子の心に星が宿るのを見て、幼い弟子とこの森を共に見守ってほしいと願いをかけました。


一筋の星が、空を駆けていきました。


願いは、遠く高く。



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